

「テニス」をカンボジアのある学校に持って行きました。
小さいときからテニスをやっていて、現在も大学のチームでプレーをしていて、このスポーツは自分にとって欠かせないスポーツなのです。小さいときから喘息持ちだった自分は健康のためにあらゆるスポーツを試しました。ラグビー、スイミング、そしてテニス。
テニスは小さい子供からお年寄りの方まで、そして足の不自由な方も、みんないっしょに楽しめるとても健康的なスポーツだと信じています。テニスに目を向けてもらえばわかるように、12歳以下から90歳以下までのテニス大会が全国で行われており、車いすテニス、そして健常者と車いすの方がダブルスのペアになってするニューミックスもたくさんの方々に楽しんでもらっています。
自分はアメリカの大学にいってることもあり、さまざまな国の人とテニスをします。
たとえば海外でも国内でも初対面でお会いした人とテニスを通じて親交を深めることもありますし、いろんな国の選手とプレーすることによって、いろんな友達ができたりします。
その楽しさを少しでも味わってほしいという願いからテニスをカンボジアにもっていきました。
もっていったテニスの簡易ネットを組み立てている途中に、みたこともないのに興味がある子供たちがたくさんよってきて、「いったいテニスを楽しんでくれるだろうか」という不安でいっぱいでした。
組み立て終わってテニスの出来る友達と一緒にデモンストレーションをしました。
簡単なボレーボレーです。
みんな物音立てないで静かに見てました。
いよいよ今度は子供たちにラケットを持たせる番。
ラケットを持つと今度はボールを持たせてさぁ開始。
最初はなかなか思うようにボールを打てなかった子供たちですが、10球も打てばもうボレーボレーは続くようになりました!
そして、ボールを一生懸命見て打つというテニスの基本を彼らは決して怠りません。その目はまるで1球1球を楽しんでいるようでした。
笑顔はボールを打っている間は一切ありません。すごく真剣なんです。
しかしミスしてラリーが途切れた時や、友達がテニスをしてるのを見ている子供たちには笑顔が絶えませんでした。
テニスを知らなかった人がこうして初めてラケットを握ってみて、ボールを打ってみて、楽しんでくれる時、この瞬間に「いままでテニスをしてきてよかったなぁ」と思います。
試合で勝った時の喜びとは全く違う。
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