Saturday, 31 October 2009

カンボジア/Children's Issue in Cambodia






2009年1月5日より1カ月間、カンボジアでボランティア活動をし、たくさんの子供たちと接してきました。エッカード大学は1月の冬学期に海外で勉強ができるプログラムをくんでいます。世界中のいろんな国に参加できる中でカンボジアを選びました。先生1人、生徒は僕を含めて16人。






カンボジアではいろんなものを見ました。そしていろんな感情が湧いてきました。
それは喜びだったり、悲しみだったりします。

トゥール・スレン(S21)はポル・ポト時代、1970年代に拷問のために使われた収容所です。収容所としてつかわれる前は普通の高校としてつかわれいた建物はその面影を一切消しました。拷問に使われた鉄棒が残っているくらいです。建物すべてがまだ有刺鉄線で囲まれていて収容されていた人達の緊張感が伝わってきます。
キリングフィールドはその収容所から毎日連れてこられる何百人もの人を虐殺(ジェノサイド)したところで、いまでもカンボジア国民を殺すために使われた「くぼみ」が残っています。入るとすぐにきれいな建物が建っているのですが、それは実はそこで殺された人たちの慰霊碑。何千人もの頭蓋骨がおさめられています。
カンボジアにはなかなか信号がありません。車も人もバイクもごっちゃになって道を使っている感じです。道を渡るのもその場の雰囲気という感じで、交差点も突っ込んでいかないとなかなか通してくれません。きっとこの国ではそういうことがいまのうちはなんとかなっているのでしょう。

その後ECCC、カンボジア裁判所に行きました。世界で一番大きい裁判所と言われています。

ある日の夜にメコン川をみんなで船に乗ってクルーズしました。そこから見える景色はきれいでしたが離れた島に近づくとそんな感動には浸ってられませんでした。まさに川で洗濯をしている生活がそこにはあったのです。でもそこで生活している人は全く悲しそうではなく、今あるこの生活を思う存分に楽しんでいるように見えるのです。船から手を振れば笑顔と一緒に手を振り返してくれたり、「ハロー!」という大きな声も聞こえます。

着る服もない子供もいます。それでも子供の本能なのか川で遊んだり、砂で遊んだり、やっぱり子供たちは遊びたいんだなぁと思いました。

その離れ島から見えるサンセットはとてもきれいでした。川が金色に輝き、そこで漁をしている漁師さんはとても勇敢にみえました。

TPOはカンボジア・プノンペンにあるカウンセリングセンターです。あの虐殺から立ち直りつつあるカンボジアですが、それでも子供のころに親を殺されたつらい思い出というのは彼らの心の中に残っています。なのでカウンセリングというのはこの国ではとても必要とされています。しかし現状は難しいもので、カンボジア人にあったカウンセリングの仕方などがはっきりとリサーチされていないため、まだまだ時間がかかるようです。

その後、Smile of a Childという学校を訪れました。
そこではゴミ捨て場(ダンプ)で暮らす子供たちがいろんなことを学びに来ています。朝と夜はゴミを拾い、それを売ってお金を稼ぐ。お昼は学校に行って、フランス語、英語だけでなくウェイトレスの訓練、ホテルのボーイさんなど、将来のために役立つ勉強ができます。

そして、実際その彼らがゴミを拾う場所、「ダンプ」へと向かいました。近くなると臭いがし、何百匹ものハエが自分たちによってき、目も開けられません。そして実際にゴミを集めている人がいるところに着くとそこはまさに想像もしてなかった場所でした。それを目の当たりにするということは人生で一番ショッキングな場面でした。老人から子供まで、みんな必死にゴミを集めています。ゴミを集めている間、収集車に巻き込まれて死んでしまうこともあります。信じられない光景でした。同じアジアの国のひとつ。その国に住んでいる人の中でこうして1日1日をなんとか生きている人たちがたくさんいるのです。

とても美しい国で、美しい人たちですが、この「ダンプ」のような事実もあるのです。

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